家庭用痩身器具の効果や実用性

家庭用痩身器具というとメジャーな物でEMS、超音波でしたが最近ではキャビテーションも家庭用が出ているから驚きです。

何の器具にしろエステで使用される機械とは出力が違うから効果はいまひとつと思いがちですが、そもそも出力が強くなければならない器具と、そうでない器具の違いが知られていないのも事実です。

現在エステで流行っているキャビテーション、あれも簡単に言えば超音波痩身器具です。超音波といえば美顔器でもメジャーで、振動が肌を活性化させる効果を持ちます。

その超音波は部分痩せが可能として注目を浴びましたが、効果としては微々たるもので、超音波で何キロ痩せられる…というものではありませんでした。

それでも超音波は微々たるものながら効果はあり、家庭用で出力が弱かろうと、ほとんど皮膚表面だけにしか振動が届かないとしても充分部分痩せへ繋がるのです。

それは、皮膚表面からのケアという点が脂肪燃焼に役立ったのでしょうね。皮膚表面を柔らかくして血行を促進させたことで温度が上がり、脂肪層へ振動も伝わり易くなったというところでしょうか。

このように機械の出力を重視しなくても良い痩身器具もあるので一概に「所詮家庭用の機械」とは言い切れないのです。

しかし、EMSはまた少し違い、痩せるには深層筋の運動が必要ですから家庭用では足りません。よく通販などで見る、装着が簡単なタイプの物はボリュームを弱く設定してもピリピリと表面が違和感を感じます。

もちろん低周波は表面の筋肉にしか届いておらず、痩身効果はなく、いいとこ美肌効果が出るくらいでしょうか。それもジェルが良質であった場合に限りますが。

ジムや医療機関、エステに置いてあるEMSは決して装着したまま動ける物ではなく、まして宣伝で謳っていたような家事や仕事をしながらEMS…なんてことはまずありません。

本体の機械も大きく装着するパッドも一人では扱いにくいのですが、効果は抜群です。それを家庭用にコンパクトに作ると効果はイマイチになるのでしょうね。

そしてキャビテーションですが、超音波といっても高周波という電流で脂肪を燃焼させて分解。溶けた脂肪は尿や汗として排泄されるという物。

出力は確かに家庭用では劣りますが充分効果はあります。しかし、盲点なのがキャビテーションその物よりも、その後のケアなのです。

せっかく溶かした脂肪は排泄されればサイズダウンに繋がりますが、排泄されるまでが問題ですね。

エステでキャビテーションを当てて終わりということはなく、マッサージやサウナなどで代謝アップをさせます。

それがあってこそ溶かした物が流れるのですが、家でキャビテーションを当てても排泄されるまで一人でアフターケアはできるのでしょうか？

マッサージしても、一般家庭のお部屋ではすぐに体は冷えて、溶けた脂肪も元通りとなってしまいますし、エステでキャビテーションを当てても上手く排泄されずに効果が望めない方だって多いのです。その辺りを考慮すると、本当に実用性のある痩身器具はシンプルな超音波だけなのでは？となります。

通販で探す効果がある痩身器具

通販の中で効果のある痩身器具というと、それは機械やトレーニングマシンではなく下着やバンテージ類なのです。

その次は、『流行りの電流の機械がコンパクトになり、装着も簡単で使いやすそうな物』ではなく『今どき野暮ったく大きい扱い辛そうな遠赤外線を出す機械』です。

下着やバンテージ類ですが、これらはいかに通販は安く補正下着の専門店、エステで販売されている物が高いかが伺えます。

直接お店で購入するのは採寸をしてもらい正確なサイズを知ることもでき、何より試着ができるので失敗はありません。

ですが、サイズダウンするための物ですからそれほど高価な物は必要ではなく、サイズが変われば迷わず処分できる価格の物で充分なのです。

通販はやや大雑把なサイズ展開で、数字表記ではなくS、M、Lという商品も多くあります。体型維持が目的であれば専門店の方がお勧めですが、痩身目的なら通販で安い物を揃え、とにかく引き締め重視でいきましょう。

アイテムのお手入れが大変だったり簡単に洗濯機に放り込めず手洗いが必要な物では断念し易く、せっかくの引き締め効果がある物も役立ちません 。

キツくなったらパッと外してバッグにしまえる物、簡単にお洗濯ができる扱いが簡単な物が強い味方になります。

バンテージ類も確かにエステで扱っているものは品質は非常に良いのですが、バンテージ初心者となると通販の物で充分なのです。

通販で扱っているバンテージは巻くというよりベルトタイプでギュッと締めるゴム製の物が多く、とても使い易く装着も簡単です。

体がバンテージに慣れたらエステで巻くタイプの物を購入してサイズをキープするのがお勧めです。

機械はというとメジャーな超音波やEMSといった痩身器具ではなく、温める機械が良いでしょう。超音波やEMSは通販となると大手メーカーの物ではなく、あまり聞いたことのないメーカーの物が多いですね。

これらは造りも複雑で、業務用でも扱いには細心の注意を払っていました。もし通販ショップが大手で共同開発だとしても、あまりお勧めはできません。

◯年保証、効果が無かったら返金など損はさせないという触れ込みの物が多いのですが、そこまで疑ってかかるならハナから使わない方が無難であり、そもそも痩身目的なら体を温めた方がずっと効果が高いのです。

温めの機械は、それほどメーカーに拘ることもありません。なぜホームケアで誰も痩せないかというと、エステのような遠石マットやサウナといった、芯までの温めがないからです。

入浴後にマッサージや痩身化粧品でパックしても体はすぐに冷えてしまうのです。そうなると効果も激減します。

よく通販にある『着るサウナ』とまではいかないにしろ、少々コンパクトさに欠けても大きい範囲を温める機械がお勧めです。

サウナでは痩せないとは言いますが、日常的に遠赤外線という深い温めをすることで代謝が良くなり減量がずっとスムーズに進みます。

フラフープでくびれを作る

フラフープは主に腰の運動だけでフラフープを落とさない様にするのですから、くびれ作りだけでなく全体的な筋トレにもなります。

一番使う筋肉は腹部の筋肉なのですが、フラフープを落とさない様に姿勢を正しながら腰を回す動きは背中、脚全体、そしてバランスを保つために腕を張る時には二の腕の筋肉も刺激します。

フラフープ運動は実際にフラフープがなくてもイメージだけで充分実践できるのがまた魅力ですが、くびれ作りには実際にフラフープを使用した方がやりがいもあるし、落とすまいとする動きはヒップアップにも繋がるので自分に合った重さ、サイズ、形を吟味して、これだ！という物を一つ購入しても損ではありません。

フラフープは子供は難なくできていますが大人になるとそうはいかないものです。特に「ウエストにくびれが欲しい」なんて思うような歳では随分と筋肉も衰えているはずですので、買ったその日からぐるぐる腰を捻り、かつフラフープが落ちないよう、いかに腰に留めておけるか…なんて事は辞めましょう。

最初は脚を肩幅ほどに開き、下腹部とヒップに力を入れてフラフープを手で回すことから始めます。

少しずつ少しずつ腰を動かし、２～３日続けて筋肉痛も無く、慣れてきたら腰を回す運動をします。この時点ではまだフラフープが簡単に落ちてしまいますが、腰を回すことに筋肉を慣れさせるので、それで構いません。

腰を痛めやすいので、その前に腰周辺の筋力強化を目的とした大切な過程です。骨盤の直ぐ上のウエストのくびれ作りに必要な腹直筋、腹斜筋はもちろん、骨盤と背骨を繋ぐ大腰筋も鍛えられるのです。

骨盤と背骨のラインが整いきれいなS字カーブを作り、下腹部に緊張を与えて横から見てもスッキリとしたお腹周りになります。

それを毎日少しずつ時間を増やし、次第にフラフープを落とさず回していけるようになると、ウエストラインの筋肉もグッと引き締まり、内臓も正しい位置に定着してくれます。

その後は爪先立ちでしてみたり、少し下の位置に設定してフラフープを回すなど飽きないように応用編をプラスしていきましょう。体全体が引き締まり、大幅な筋トレにより体調や肌の調子も良くなってきます。